第7回欧州手術見学旅行報告(2019年10月14日~10月18日)

品川志匠会病院 脊椎顧問  熊野 潔
Foreword
山崎 昭義
Report-1
齊木 文子
Report-2
和田 圭司
Report-3
和泉 智博
Report-4
半井 宏侑
Report-5
熊野 洋
Report-6
青山 剛
Afterword
熊野 潔

あとがき・・・・・・・・・品川志匠会病院 脊椎顧問  熊野 潔

 2019年10月猛烈な台風19号のなか無事この欧州手術見学旅行を終えられたのはラッキーではあった。参加者の一人は台風によるフライトスケジュールの乱れの中この企画に参加したいという不屈の精神力で参加発表してくれたのには若いspine surgeonのたくましさに感銘した。参加者皆さんに忙しい臨床の合間に報告書をまとめて提出していただきました。決して安くはない旅行代を払いじっと他人の手術を見学しながら学ぶという苦労にあった収穫があったのかその評価は難しい。しかし若いsupine surgeonにとって欧米の一流の脊椎外科医がどんな環境でどんな手術を行っているのか一度でも目の当たりに目撃することは国際学会参加だけでは得られぬ教訓や経験が得られるものと私は信じている。

 古くからのツアーのお友達で脳神経外科医の青山先生には我々があまり参加しなかったEurospine2019の風景をレポートしていただきました。読み応えのあるレポートです。

 今は2020年4月初旬です。新型コロナウイルスの旋風の真只中の東京です。これらの手記を編集しながら思うことは医療の抱える果てしなき広く深い領域の中でのspine surgeonの意義です。この新型コロナウイルスの旋風の去った後は新しい今までとは違った医療の世界とspine surgeonが持っていると思われてならない。しばらく続くであろう低迷する世界の中で若いspine surgeonにエールを送りたい。

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